先日、西日本のとあるお寺の現場修復のお仕事をさせていただきました。
本堂の左右(二カ所)にある上壇框(じょうだんがまち)の修復です。
作業過程の一部をご紹介します。
修復のため、下地を研磨した様子。(左側の上壇框)
下地固め、研ぎ、中塗り途中。(こちらの画像は右側になります)
こちらは上塗り作業。埃や虫に細心の注意を払い作業します。
このようにいくつもの行程を経て修復が進んでいきます。
仕上がりの様子。金具も入り、美しいですね。
塗師屋、金具屋など何人もの職人の手が入り本堂という空間が出来上がります。
このようにまた現場修復のご縁があり、ありがたく思っております。
田園風景の広がるとても美しい処でした。