職人に学ぶ伝統工芸、日本の和アート。漆工(しっこう)職人集団の古一(こいち)漆工。

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床への漆塗り・その1

塗って拭く漆塗り

こんにちは、匠工房こいちです。最近の亀岡市は暑さがマシになってきました! 
……と、思ったのですが、気温の情報を調べてみると28℃と書いてありました。あれ?🫠
とはいえ、毎日30℃越えだった真夏を思うと暑さは和らいできました。引き続き、皆様も脱水や熱中症にはお気を付けください!

そんなこんなで、真夏の頃にお邪魔させていただきましたお寺さんでの、作業中のお写真を今回は持って来ました📷
(掲載許可をいただきました。ありがとうございます!)
匠工房こいちは京都府・亀岡市で漆塗りを行っております。ですが、亀岡を飛び出て、出張で日本全国津々浦々、漆を塗りに行くこともあります。今回は東北地方のお寺にお邪魔し、床に漆を塗りました。時期が夏だったので暑くはありましたですが、時おり涼しい風が吹き、とても助かりました🍃

漆を塗る前に、まず床を研いで(磨いて)きれいにしました。床に塗られていた別の塗料を剥がすためです。
作業中の写真をパシャリ📷
写真だと少しわかりにくいかもしれませんが、研いだところはもともとの塗料の赤みが取れています。

磨いている部分は赤っぽく(元の塗料)、写真右側は白っぽく(研いだ後)見えるかと思います(*’ω’*)
ビフォーアフターはこんな感じです! 少しわかりにくいですが、アフターではビフォーより床が白くなっています。
        ←ビフォー                      アフター→



磨き終えたら、いざ漆塗り~! ではなく……( *´艸`)
墨を塗っていきます。書道でも使われる、あの墨です。
墨を塗ることにより、床の木材が持つ色をなるべく均一にして、色むらを抑えます。
墨なのでかなり黒くなりますね!🎨
比較写真も撮ってみました📷 右の写真はザ・作業中という感じですね😅


こうして床全面に墨を塗り終えたら、ようやく漆を塗り始めます! まずは一回目です😆
まずはスピード勝負! 素早く塗って、塗ったそばから漆を拭き取っていきます。
塗料なのに、塗ってすぐに拭き取るんです! 考えてみれば不思議ですよね。
これは「拭き漆」「摺り漆」と呼ばれる漆塗りの技法のひとつです。生漆(きうるし)という透明感のある漆を木地に塗り、すぐに拭い取り、摺りこんでしまうことで、木地の持つ木目を活かした塗りになります。
どんな感じかと言うと……??(・・?

こんな感じです! この写真では親方が塗っています(*”▽”)
この一回目が終われば次は二回目なのですが、長くなってしまったのでそちらは次回の記事に書こうと思います📒
匠工房こいちは伝統工芸教室のほか、漆塗りも行っています。漆塗りのお話もたくさん掲載できればと思うので、次回以降も是非ご覧ください!( *´艸`)

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