職人に学ぶ伝統工芸、日本の和アート。漆工(しっこう)職人集団の古一(こいち)漆工。

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漆のMacBookAirケース

きのうの続きです。

しっかり接着できました。
ささくれないように尖った部分を紙ヤスリでなめらかにしました。

さて、今日は布を着せる(表面に布を張り込む)ので、寒冷紗という粗い目の布を用意しました。
ケースを一周してちょっと重なるようにサイズを測って裁断します。

漆のMacBookAirケース06

布を着せるために使う接着剤には、漆と米糊を混ぜ合わせた糊漆をいうものを使います。
漆はハチミツみたいなトロッとしたもの。でも糊とまぜると反応して「ご飯ですよ」みたいなドロリとしたものになるんです。その糊漆で布を張り込んでいきます。
ぐるりと一周張り込んだら空気を追い出すように小さな穴も糊漆でしっかりと埋めて表面を整えます。

漆のMacBookAirケース07

糊漆は糊の水分が蒸発したあとすこし締まるので布目がくっきり出てきます。楽しみ楽しみ。
竿に引っ掛けて静置しておきます。

ぼくはまだへたくそなので手がべたべたになってしまいます。手袋して作業しました。
今日はここまで。漆が固まるには何時間もかかります。
続きはまたあした。

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